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新美術新聞に記事を掲載していただきました

新美術新聞 原 大介の記事
以下、本文です。

キャンバスに響く不協和音 人間の根底に流れるディオニュソス的衝動をダイナミックな筆致に込める原大介(1948年生まれ)。昨年ニューヨークを訪れ、ビル群を見た時ふと着想が湧いた。「今まで描いてきたプリミティブな要素にビル群のような直線をぶつけることで、自らの作品世界に揺さぶりをかけられるのではないか」。掲出作はスクエアがうねりながら広がるマチエールと対峙し、キャンバスに軋むような不協和音が生じている。今回20〜30点が並ぶ会場では、完成して止まるより不完全でも躍動していたいという作家の“今”が目撃できるはずだ。
 ★11月11日(月)〜23日(土・祝)
椿近代画廊(東京都中央区日本橋室町1-12-15テラサキ第二ビル地下一階)
℡03-3275-0861
日曜休み
無料