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新美術新聞に記事を掲載していただきました

新美術新聞の2020年11月号、第1551号に個展の記事を掲載していただきました。
以下は転載させていただいた文です。


原 大介展
瞬間と永遠を描く


 画家・原 大介(1948年兵庫県神戸生まれ、武蔵野美術大学卒業)はまるで古い皮膚が剥がれ落ち、

 

新しい細胞と共に再生する人体のように自身の創作世界を循環、進化させてきた。

 

人類が生活様式の変革を余儀なくされた今年は特に変化が加速していると感じたという原だが

 

真核となる創作への熱情は依然変わっていない。


 原の作品に映る時に大胆な、時に慎重なストロークが生み出す痕跡からは時の堆積が、

 

表層に示される激しいパッションには瞬間の動きの内包が見てとれる。


 今展では昨年よりフォーカスする"線"に加え新たな思考のもと解放された色彩が未知なる可能性を感じさせる作品、

 

約30点を展覧予定。遥かなる時空の中瞬間と永遠を描く画家の現在(いま)を体感したい。

★11月9日(月)〜21日(土)椿近代画廊(東京都中央区日本橋室町1-12-15テラサキ第二ビルB1F)
電話:03-3275-0861
休廊:日曜
入場:無料